2011/07/06

オブラブ2011夏イベントでLTをしました

今回はベストトーカーを狙ってタイトルと内容を決めたのですが、あと一歩届きませんでした。(他のみなさんのLTが本当にすばらしかったので納得の結果でした。が、少しだけ悔しいです。)


5分という時間では昔話ができなかったので、ここで書いておきます。

大学時代 & 大学院時代、SAやTAで約4年間、のべ100人以上がうちの大学のプログラミング教育を受けて、どう成長したか、どこで躓いたかを見てきました。(うちの大学のプログラミング教育は、教員の方々がすごく頑張っていたので、そこらの大学には負けないと思っています。詳しい話は私なんかが話すべきことではないので割愛)

全員がプログラミングを好きになってくれたわけではないですし、もちろん挫折してしまう人もいました。
私自身もその教育を受けてきて、そして会社に入って、実際にシステムを作り、それを維持していくことの難しさを感じ、同時にそれは今の教育機関では教えることができないことであると感じました。

これを感じることができたのは、大学時代にプログラミングにふれていたからで、それ自体は良いとも悪いとも言えないことです。また、プログラミングにふれていない人が実際の開発現場に放り込まれたときに、何を感じ、どうやって仕事を覚えていくのかは、まったくの想像できないということもわかりました。

そんな中で、私が2年目になったころ、プログラミング未経験の新人のOJT担当になりました。「プログラミングを教えてほしい」というだけであればある程度うまくやる自信がありました。しかし、自分自身も仕事をしながら、なおかつ新人に「プログラミング」と「システムを作るということ」を一緒に教えなければいけない、これは大変なことです。

(このへんで書きたいことがスライドに書いてあること)

@chibiyaso はすごく大変だったに違いありません。なにせ先輩はずっと独り言いってるし…そんな中でも、なんとか半年がんばってくれて、その結果うちの文化に馴染んでくれたと思える一言(スライドにでてるやつね)を残してくれたことが、とても嬉しかったのを今でも覚えています。(これを言ったのは社内の集まりでレガシーシステムの話をしていたときだったみたい。私はいなかったので人伝で聞いた)

で、今回のLTはこの頃の気持ちとやったことを整理し、プログラミング初等教育、新人教育とTDDの一週目のまとめとして発表しました。
会場で聞いてくださったみなさんの心に残ったものが少しでもあれば嬉しいです。(あと、感想やダメ出しをお待ちしております!)

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